ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

タスキギー梅毒事件 前編

こんにちわ。

皆さんには、前に言わせていただきました記事を読んで、知識を深めて頂き、ご自身の命を守ることに従事してほしいです。

今回の記事は、タスキギー梅毒事件を知ってもらう前提知識として、梅毒について書いていくのを前編とし、後編にタスキギー梅毒事件の事件背景と今に至るワクチン憎悪が現在のアメリカで、起こっている事実について書いていきます。

梅毒とは?

皆さんは、梅毒という感染症をご存知でしょうか?性感染症にも含まれることがあり、聞き馴染みのある方もいると思います。

梅毒とは、梅毒トレポネーマいう細菌により引き起こされる感染症であり、末期には神経を錯乱させることが分かっています。

梅毒トレポネーマの発見者

梅毒トレポネーマを発見した人を皆さんはご存知でしょうか?

野口英世先生です。

ご存知の方いましたか。

梅毒トレポネーマ。

当時梅毒の発見が難しいと言われていたこと。なぜかわかりますか?

スピロヘータとありますよね。

これは、螺旋状の細菌であることを意味しています。ということは、顕微鏡で見ても断片的にしか見ることができません。そのため、発見しようにも、処理の仕方が難しくなかなか困難を極めていました。

しかし一方で、野口英世先生は、脳の断片をきれいにスライスしてそれを合わながら顕微鏡で🔬みた上、そもそもの梅毒の純培養に成功しています。

梅毒トレポネーマが実際に存在すること、それが、末期における神経異常を引き起こすという事もはっきりわかったのです。

梅毒の怖さは?

性感染症で知られているので、よく知っている方は多いとは思います。が、どれだけの怖さがあるか、実感が湧かない人たちがいると思いますので、書いていきましょう。

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上が、梅毒の罹患者数のグラフ、下が男性と女性の年代別の罹患者数のグラフです。

このグラフを通して考えてほしいのは、梅毒の感染拡大が現コロナ禍でも、起こっていること。ステイホームの呼びかけにより、家でのデートをしていた人たちが、きちんとしたSEX対策をしていなかった可能性や、パートナーとの検査が間に合っていなかった可能性など、考えられる可能性やリスクは、上げ出せばキリがないんですね。

こういう実情や、女性だと20代の罹患者が多い事から性教育のあり方などを再度確認していってほしいです。では。