ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

ある患者さんとその家族からのクレームからみえること

おはようございます。

私がいつも思うことがあります。これは、他の医療機関やそこに入っている医療関係者にも、考えてもらいたいです。

家族からのクレームがある場合。

今、私の病院でも、ある患者さんのそのご家族からのクレームに苦慮しています。その患者さんは、入院に至るまでの経緯が他の人とは異なるため、少しいわくつきではありました。

ただ、たくさんの入院患者さんと同じことを、その方にも同じように、手厚く介護なり、医療行為をしてきました。

しかしながら、家族からは、沢山の要望がきます。

もちろん、その中でもこちらの不手際がある場合なら、反省し、改善が可能にはなりますが、ほとんどやり切っているにもかかわらず、それ以上のことを求められるのは、難しいです。

患者さんは、入院により、格段に薬の量が減っている。

薬の量が、入院することでかなり減りました。これは、患者さんの生活の質そのものを大きく改善することであり、医療関係者の立場からしたら、大変嬉しく思います。しかしながら、患者本人は、空腹感を覚えており、その旨を家族に言っているんですね。

家族は家族で、それを知って心配するんで、私たちに言うんですよね。ただ、入院前の生活により、糖尿病の悪化や、インスリン注射が手放せなかったのに、今や血糖値が投薬だけで、コントロールできるようになったわけです。

家族が患者を管理する力を持っているか否かを考えるきっかけに。

患者さんとその家族からのクレームは、かなりエスカレートしており、病院としてかなり厳しい対応を迫られています。とはいえ、退院を迫ることが果たして正しいのか?しかし判断のタイミングを逃せば、職員の精神的な痛手を被ることになります。

しかしながら、患者の家族は病院側に対する姿勢を未だに変えていません。ただ、患者本人を管理するだけの能力があるとは、思えないのは、事実。また、糖尿病を悪化させる可能性があります。

患者の事が心配だと言うなら、自分で見るぐらいの力を持ってほしいと言うのが、私たちが感じている事です。

私の考えと以前頂いたコメントに対して。

以前に記事で、コメントを頂いていたことがありました。

その時は、患者さんに対する愚痴を書いていましたが、患者さんに対して気持ちを持ち過ぎだという指摘を受けました。

ただ、そのコメントを読んでいて思いましたが、今の状況を見た時に本当に同じ事を言う事ができるでしょうか?

その当時、コメントを下さった方々の中には、現場の当事者であるはずの、薬剤師の方もいました。ただ、この方の現場では、そういうクレームを受けたことがないと思います。薬局と、病院では、異なります。が、考えなければならない根底は同じはずです。

患者さんを疾患から守るために、私たち医療関係者は働いています。クレーム対応に苦慮するのは致し方ないのかもしれません。ただ、私たちの声なき声が、患者さんに伝わっていない事が考えられます。

私たちは、医療の現場で今ある資材や、人材を投げ打ち、患者さんに精いっぱいのことをしています。病院🏥でできることのすべてを、していることをわかってほしい。

以上です。