ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

兵庫県で起きた『神戸自児童連続殺傷事件』について

こんばんは。

今まさにお子さんを育てている方、妊娠している方、その他の方にも今回の記事は、読んでほしいです。

この事件は、まだ中学生であった元少年Aが、酒鬼薔薇聖斗と自身を称して、警察に対する宣誓布告した事が知られています。

ただ、この痛ましい事件で、ある男の子が、亡くなっている訳で、決して許されるわけではありません。

ただしかし、この少年Aの持っていた闇の深さや、この事件でまだ少年法で守られていたことから、本当の意味で、理解されていないことがあると思いますし、精神医学的にこのような事件はどう理解すべきかを考えてほしいです。

兵庫県神戸市で起きた大事件

平成7年。私が平成3年の生まれであるため、すでに4歳を迎える年になっていました。そして、この年の1月にあの阪神淡路大震災があり、いろんな面で、人々の心が平穏でなかった中で、事件は起こりました。事件発生期間が、2月〜5月ということから、震災の傷跡がまだのこる中であった犯行であり、兵庫県民としては許すまじ話であると感じました。

逮捕された犯人は?

酒鬼薔薇聖斗と称した犯人。今は氏名は不詳であります。

ただ、この犯人の犯行は、狂気に満ちており、完全なる精神異常性があったという事がわかっています。

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悲しみの事実

たぶん、ここから先は読みたい人以外、フェードアウトをお願いしたいと思います。それは、酒鬼薔薇聖斗と称した犯人である少年Aが、自身が発達障害であったという事が、わかっています。ただ、まだ、平成の初期であり、発達障害に対する知識もまだまだの中、診療できる医師は精神科医の中では一部であるという、マイナーの話でした。彼自身が、悲しいのは、自閉スペクトラム障害であると正しく診断されずに、誤診されたという事。

発達障害だから殺害が許されるわけではないものの、通常の精神状態とは遠く及ばない状態で殺害を起こしたというならば、彼自身の精神はある意味正常な発達はされていなかったという事が、わかります。

発達障害だから事件の加害者でえるし、被害者にもなる。

前章での記載を見ると、私が発達障害を擁護していると感じる人が出てくると思います。

ただ、発達障害を持ちながらも、変わらず生活している穏やかな方がいるのも事実です。そう考えた時、なぜ事件の加害者になってしまったか?そこに注意を向けて考えることが必要だと思います。

一方で、発達障害を持つ方は、被害者になりやすいということが、知られています。

人間関係に困難さを持ち、日々ギリギリで生活している発達障害の方を理解する努力を、周りもしなければならないと感じています。

理解されず、自分の存在を否定される。そのような状態で、真っ当な精神が育まれるでしょうか?一度、考えてください!