ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

本当に私たちは、全患者を救えているのか?

こんばんは。

医療関係者の読者登録者がいる中で、こんな記事を書いているのは、どうなんだろと感じますが、命を守る、救うなんて、本当は、理想的な話なんじゃないか?と感じます。

医療機関にいかずに死んでいる人もいるという事実を知る。

皆さんは、だいぶ前の番組で、江原さんがゲスト出演している『天国からの手紙』を見た事がありますか?

この番組に投稿して紹介された相談者で、15歳の男性がおられました。実は、彼の父親は、癌の全身の転移で、なくなりました。もちろん、医療機関には最期を迎えた時にお世話になったぐらいです。

なぜ、医療機関にかからなかったのか?

それは、息子さんを一人にしたくなかったからだとの事でした。癌が全身を蝕み、もう痛みに慄きながら、少しでも軽くしたいという意味から酒に頼る状況、歩くのもやっとであった…。そんな状況下で、病と向き合っている患者さんの声なき声に、私たちは、本当に耳を傾けていれているのか?そう感じました。

医療機関にきた方だけが、いろんな意味で助かっているという事実

私が、個人的に思っている事です。命を守るとか救うという言葉は、医療機関にきた方だけに通じていると思います。

もちろん、救急車で担ぎ込まれた方も、自力でないにしても、医療機関にかかったから助かっていますよね。人によっては、助からなかった人もいます。でも、よほどの事故や事件でなければ、助かっている事がほとんどです。

確かに、助かったけど、後遺症が残ったり、寝たきりになったりで、本当に助かったから良かったとはいえないこともありますから、何が、正解かは、わかりません。

薬剤師も医療機関だけにいる以上は、自分の視野の中だけの患者しか助けられていない。

前にコメントを頂いた人の中に、病院薬剤師で認定薬剤師を持っておられる方がいましたが、その方やその他の病院薬剤師なり、薬局薬剤師には、考えてほしいです。皆さんは、病院や薬局という医療機関にかかっている方や、在宅医療で行かれている方がほとんどだと思います。ただ、それ以外の患者さんは、どうでしょうか?医療機関にアクセスするのは、誰にでもできます。ただ、本当に命を守るなり、救えているのは、アクセスするなり、SOSを発せれた人しかできていません。全患者を救えていない状態であるという事を、この記事を読まれいる医療関係者は、認識してほしいです。

命を守る、救うという発言について感じている事。

医療関係者の方々が、この記事を読み何を思うかは分かりません。しかし、叩かれる事はあるだろうなとは感じています。よって、私の考えを教えていきたいと思います。

まず、私は、命を守るとか、救うという言葉は、大変良い言葉だと思います。しかし、その言葉を、本当に?と感じることがあります。

医療関係者の方々で、在宅医療をされている方なら、在宅で対応しているし、今私は命を守ることができています!と、笑顔で言われていると思います。が、それは、違うんだということに、気づいてほしいです。

今行かれているのは、あくまで在宅医療です。医療とつながっているから、医療機関にアクセスしてたから対応してもらえた。だけど、中には医療にすらアクセスできずに、亡くなってしまう方々もいます。

子供を残して、医療機関に入院したりするのは、むちゃくちゃ心配です。医療機関にかかりたいけど、難しい場合があると言う事に、私たち医療関係者が目を向けていくべきだと思います。

まとめ

医療関係者の方々の考えをお聞きしたいですが、皆さんの考えをお聞きしたいと思っています。医療機関にアクセスすることなく亡くなっている人の存在を知らずに、目の前にいる患者だけを救って、達成感を感じているのであれば、それは、考え直した方がよいです。お金があっても、事情で、医療機関にアクセスしない人がこの世の中、日本にいるんだという事を、より多くの医療関係者に周知される事を、私は、願っています。皆さんの考えをお聞かせください。