ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

マスクは、感染対策になるのか?

こんにちわ。

今盛んにマスク着用を言われているので仕方ないのですが、今皆さんが使われている不織布マスク。それ、実は、感染予防に全く向いていないこと、ご存知ですか?

今回の記事では、不織布マスクの効果、感染予防に使用ができるかの是非など、考えてみたいと思います。

普段の不織布マスクは…

皆さんが使われている不織布マスクですが、実は感染予防目的で使われるべきものでありません。

本当の意味は、自分の身体から、病原体を出させないために使われています。本当に感染予防を考えるのなら、N95という別の種類のマスクを使用しなければならないです。

不織布マスクがなぜ、感染予防には当てはまらないのか、以下の理由が相当します。

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不織布マスクの穴は、5μmであります。しかしながら、ウイルスは、0.02〜0.3μmです。簡単にマスクの隙間から入っていくことがわかります。じゃあなぜ、不織布マスクの使用が義務付けられるのか?それは、自分が、撒き散らす可能性を低下することができます。

N95マスクの場合との比較

https://www.kouei.so.ecomas.jp/newpage/wp-content/uploads/2020/05/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8ANo255-2020%E5%B9%B46%E6%9C%88%E5%89%8D%E5%80%92%E3%81%97%E5%8F%B7%E7%99%BA%E8%A1%8C.pdf

こちらの記事を読んで頂きたいのですが、そもそも考え無ければならないのは、捕集効率という事項です。

記事の上段にあるPFEと書かれているものが、あります。それを、今回なら調べていなければなりません。この値が、およそ99%であれば、かなりの確率でブロックできます。普通の不織布マスクの場合はいかにあります。

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こちらは、なんと、PFEは、95%大なりという意味です。確かに、たくさんのブロックは可能性としてあります。ただ、あくまで、間隔のサイズなどを加味すると、あくまで、N95マスクよりは、劣ることになると思います。

マスク使用に伴う注意点

私自身、常にマスク使用した環境に順応しつつ、マスク使用を疑問視するという矛盾を感じていますが、それは、マスク使用による弊害を感じ始めているからです。

それは、マスク使用による肌荒れ、顎関節症の発症など、いろんな意味で考えなければならないという状況です。

ただ、不織布マスク着用により、自分の中から出ていく量を抑えて、拡散を防止している事がわかっているので、ある程度の注意をしながら着用を続けるしかないと私は思います。

私自身が注意しているのは、自分だけ人通りがないところでは、マスクをしない。

下手に取った後は、マスクを再度つけず、新しいものに交換する。という感じです。

真剣に感染予防を考えるなら…

私は、単純に不織布マスク着用だけで、これからは、難しいのではないか。と考えています。

僅かな隙間とはいえ、その隙間を通りウイルスは侵入してきます。自分から拡散していくのを抑えるだけの働きだけでは、ある種の力不足であるのは、明確ではないでしょうか?

本当に、真剣に感染予防を考えるなら、N95マスクの使用を勧奨する必要性があると思います。そういう事も考えた上で、しっかり、N95マスク着用に切り替える事を、医師会や薬剤師会がはっきりと決断する必要があると思います。以上です。

参照リンク

不織布マスクについて | 三浦メディカルクリニック ブログ

https://www.kouei.so.ecomas.jp/newpage/wp-content/uploads/2020/05/%E5%81%A5%E5%BA%B7%E3%81%A0%E3%82%88%E3%82%8ANo255-2020%E5%B9%B46%E6%9C%88%E5%89%8D%E5%80%92%E3%81%97%E5%8F%B7%E7%99%BA%E8%A1%8C.pdf