ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

発達障害と学習障害のつながり

おはようございます。

今回記事を書いていこうと思うに至った記事があります。

記事は、こちらです。

漢字指導における繰り返し且つ機械的な反復作業に発狂する子どもたち… - 発達が気になる子どもたちの日常と臨床応用

ご自身も、理学療法士であり公認心理師で、子供の神経発達症群の専門家で、お子様を育てている方が、書いていらっしゃる記事です。

非常に興味を感じまして、発達障害学習障害のつながり、または相関があるのかを、考えていきたいと思います。

発達障害の中に学習障害がある。

発達障害の中に、学習障害があります。とはいえ、発達障害の人だから、学習障害があるわけではなく、一部併発している人がいるという感じです。

学習障害は、よく限局性学習症とも言われます。もう少し深掘りすると、『読み書き能力や計算力などの算数機能に関する、特異的な発達障害』と記載されてるように、発達障害の中にある一部であることがご理解頂けると思います。

ではなぜ、良く巷で聞くであろう発達障害学習障害を別枠で考える必要があるのかを考えてみました。

発達障害学習障害の検査方法

皆さんや精神科医の先生方ならご存知の注意欠陥多動性障害自閉スペクトラム症か、学習障害かは、検査の仕方が異なります。

まず、発達障害の場合は、以下の検査方法があります。

f:id:yakuzaishis:20220426091714j:image

一方で、学習障害の場合は、以下の検査方法があります。

知能検査では「WISC-Ⅳ」が代表的です。「WISC-Ⅳ」では本人のもつIQ水準をチェックし、言語理解、知覚推理などを検査します。(3歳10ヶ月から7歳1ヶ月の幼児の場合は「WPPSI」、5歳から16歳11ヶ月の子どもは「WISC」、16歳以上の成人の場合は「WAIS」という知的検査を受けることによって検査結果がでます。)

認知能力検査では日常生活や学校で習得できた知識や情報を認知的に処理する能力を調べ、認知処理能力と習得度を比較できる「KABC-Ⅱ」などを行います。

こう見ると、発達障害の一部とはいえ、学習障害に特化した検査方法が確立されている事が、わかります。

発達障害学習障害、併発している事がある。

発達障害があっても、知能的に問題がない人がいます。学習障害の方は、知能に問題がない事が知られています。しかしながら、発達障害学習障害両方を併発している場合があるという事も、少なくないと、様々な報告がされています。

では、発達障害学習障害が併発している場合どのような治療が必要で、周りはどういう支援ができるのか?を考えてみていきたいと思います。

発達障害学習障害の併発時の支援

発達障害学習障害も治療は可能ですが、今回は治療よりも支援のあり方について記事を書くことが重要だと思いますので、書いていきます。

まず、皆さんにお聞きします。精神医療の現場で働かれている方以外だとなかなか見えてこないかもしれませんが、発達障害支援システムというものがあります。

発達障害支援プログラム|岡山の精神科医療専門病院 歴史ある精神科専門病院として岡山の精神科医療に貢献いたします

こちらは、岡山県にあります河田病院でされてる支援システムの紹介をされています。

発達障害の度合いは軽い場合から重い場合など、人それぞれ違ったアプローチの仕方がいります。考えないとだめなのは、まずどういう支援が必要なのかです。

発達障害は、皆さんがもしかしたら勘違いしているかもしれませんが、あくまで疾患ではなく、特性だという事。

治療法もありますが、治療だけでは症状を軽くできるだけで、その後の生活までは、範疇にはないわけです。

どうしたら環境を改善していけるのか、そして、本人が何を困難に感じているのか?そこに🫵視点をおき、考えていく。患者さんが、生きやすさを感じるためのものだという事を、考えていきたいと思います。では。