ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

コラボ企画:受験格差〜年収格差から見える事〜

今回の記事は、mayさん(id:may_rounin)の大学受験お疲れ様企画として、この度、コラボ企画ができました。

進学先が決まり、落ち着いたこのタイミングでコラボ企画をすることになりました。

今回のテーマ、受験格差について、いろんな考え方があります。私の記事を読まれている方の中でも、批判的な方もいます。

私は、この度、年収格差から見える受験格差を考えてみたいと思います。 

年収が高いほど、浪人や大学進学が多い。

こちらの図を見てください。

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大学受験の地域間・所得間格差を是正するオンライン予備校がもたらす受験の未来 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)が出典です。

年収400万から1000万超えの年収の親御さんに対して、子供はどういう進路を遂げるのか?そこを見るために、実験があったそうです。

すると、こういう結果がありました。特に、矢印のところを見てください。600万から800万のところで、専門学校進学より、大学進学が大きくなっています。

それは、こちらの図からも理由は見えてきます。

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写真 | 【男女別】「年収600万円」の割合をチェック!その他の年収帯や勤続年数別も確認 | LIMO | くらしとお金の経済メディア

が出典です。年収600万以降になるのは、日本男性であれば、男性の中でも8.5%ですし、日本女性であれば、女性の中でも2.3%という結果になります。要するに、年収600万の男女の家庭以降でなければ、そもそも大学進学は難しいと言わざるおえないということになります。

業種によって年収帯は異なることが予想されますが、公認会計士などと言った国家資格を保持し働かれている事が容易に想像できます。

年収格差は受験格差の拡大につながる。

確かに、不公平であり、年収格差で受験格差が助長されているのは言うまでもないことです。しかしながら、見方を変えると、それは、受験格差があったからこそ、頑張って勉強することができた、その機会があったから頑張ってこれた人たちをより多く誕生させていると言えます。格差をなくすために、高校の無償化などを政策に掲げている政党がありましたが、違います。本来すべきなのは、給費型奨学金の設立です。高校無償化はすべきではない。そう思っています。

受験格差で本来考えるべきことは?

そもそも、受験格差というものの中には、もちろん金銭面や地域面などに格差はあると思います。ただ、それだけではなく、受験格差に対して中学生や高校生が何を感じているのかをまず知らないといけないです。

中学受験もその年収レベルから始める人もいる。

年収1000万がある意味余裕を持って中学受験をするには必要だと言われています。確かに言わられる理由はわかります。しかし、年収600万以降に中学受験を目指す家庭もあるのは事実です。なぜ、中学受験をするのか?それは、自分たちが勉強してきた環境の良さだったり、自分たちがしんどさとの引き換えに年収を高くもらえている意識、社会情勢が不安な中でも、自分の力で生きていける力を身につけさせる。そういう考えから中学受験を目指す方が多いと思います。私も大変さを感じていましたが、中学受験をしていたから見える事も多くあるため、わかります。

もちろん、受験格差は不公平であり、是正が必要ではありますが、やる気のある学生が守られていない環境がある以上、その環境を私立に求めるのが親子さんであり、ある程度の年収を持つことでそれが可能になるのが事実です。

東大生には、高収入の親が多いという報告も、事実と相関していると感じました。

まとめ

受験格差と年収格差は、かなり相関があると多います。しかしながら、これは、どうしようもない話か?といえば違います。それは、自分たちの行動で良くなるからです。塾代が高いからと言ってケチるのではなく、適切な考え方、勉強の仕方を一からきちんと学ぶための事前投資という考え方を身につける事。早い段階で、塾に無料相談して、どの程度受験にお金が必要かを理解することなど、受験格差とはいえ、自分の行動だけで、変わる事もあります。事実を正しく認識し、そこにどう対応するか?これから、受験生になる世代は、考えないとダメだと思います。