ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

ロシアによる産科病院への空爆に思うこと

こんばんは。

医療施設特に周産期や新生児を扱う診療科を一手に引き受けているであろう産科病院が、ロシア軍の空爆を受けたという報道を知り、あくまであり得ないという怒りと悲しみの入り混じった気持ちになりました。

私自身、病院で働いたことがありませんが、患者さんのために、ほぼ毎日診療行為を行っている医療職が多く集う場所を、襲った卑劣な攻撃を決して許してはいけない。そう思っています。

前置きが長くなってしまいましたが、今から書いていきたいので書いてみたいと思います。

産科病院の攻撃がなぜあり得ないのか?

皆さんの中で、産婦人科に通ったことや、産婦人科に相談をしたことなど、利用した人はたくさんいると思います。

産科は、周産期医療で妊娠から出産、新生児医療まで全てに幅広く対応しています。今の日本の周産期医療の技術は、世界的にも優れており、出産による母子死亡率はかなり低いです。

とにかく、母子の状態をオールラウンドで診ることができる診療科が産婦人科であります。そんな、産婦人科を重点でやっている産科病院を攻撃する。あまりにも、ひどい話しですよ。

私は、知って大変怒りを感じました。

ジュネーブ条約に抵触する。

医療機関である病院や診療所、薬局などは、命を守る事が役割になっているため、攻撃してはいけないという世界的取り決めがされています。

今回は、その世界的取り決めを無視し、一方的な攻撃を加えているということで問題になっています。明らかに、ひどい話であります。

命を守るべき施設ではあるが、医療機関側にも責任がある。

もちろん、世界的な取り決めがあり、条約を締結した国であるため、安心感から殊更、準備をしない医療機関もあったことが、今回の空爆で露呈したという事です。

人によっては、医療機関まで武装することが必要だというのか?とこの記事を読んでいると、感じるかもしれませんが、それだけ日本で診療行為をすることに安心感があり、それに慣れきってしまう事がかなりリスクがあることだと言いたいのです。

ウクライナからの難民を受け入れる政府に言いたい事。

岸田首相が、戦禍のウクライナ避難民を日本で受け入れる事を発表しました。もちろん、安心してまた、祖国のための活力になるまでの期間、日本で安心して過ごしてほしいです。が、私が首相にはっきり言っておきたいことがあります。それは、何があっても医療機関を守るために動いて欲しいということです。ウクライナでは、医療崩壊が起こっています。日本にくる難民は保険など持っていないかもしれません。ロシアが日本に矛先を向けるかもしれません。そうなっても、守るべきものは、国民と医療です。間違っても、言いなりにならないで欲しいです。では。