ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

社会不安障害と会食恐怖症について

こんにちわ。

いつも読ませて頂いている働きたくない母さん(id:hatarakitakunai-haha)のブログを見ているのですが、やはり、保育の現場もかなり大変であり、知らないこともあるので勉強になります。

ただ、知らない人もいる精神的な辛さも経験されています。

その中でも、社会不安障害、会食恐怖症について医療職の立場から記事を書いていきたいと思います。

社会不安障害と会食恐怖症とは?

皆さんの中にも働きたくない母さんのような方はおられると思います。

社会不安障害や会食恐怖症について知らない方に対して説明をしたいと思います。

まず、社会不安障害について

こちらは、このように言われています。

人前で恥をかいたり、恥ずかしい思いをすることを極度に恐れ、そのような社会的状況に強い不安や苦しみを感じ、避けてしまいます。

人前に出ると緊張する、わけもなく不安・恐怖するなどの症状から、その程度が大きくなると社会生活にも支障をきたす

出典は、社会・社交不安障害 | メンタルサポート | ながうしクリニックさんです。

このように、人からどう思われているか、人からの評価をかなり気にするのか?人によっては、個人差があるということを理解しやすい障害であると感じます。

次に、会食恐怖症について。

こちらは、こう言われています。

人前でご飯を食べること(会食行為)に対して耐えがたい不安や恐怖を引き起こす心の疾患のこと。

精神科医も知らないマイナーな病気⁉「会食恐怖症」の克服法を人気カウンセラーが公開 発症のきっかけの62.5%は「完食指導」に【新刊案内】|株式会社 内外出版社のプレスリリースが出典です。

実は、会食恐怖症は、社会不安障害の一つとして括っている医師もいますが、そもそも知らない精神科、心療内科医もおられます。

人とご飯を食べている時に、周りからの視線や、評価を気にして食べれないなどが、症状として知られています。

社会不安障害、会食恐怖症を起こしやすい人とは?

私自身、社会不安障害や会食恐怖症っていう疾患を知らなかったんですが、実はなりやすい人がいるんですね!これ私もびっくりしました。

実際に特性を調査、報告がされています。

https://www2.lib.hokudai.ac.jp/gakui/2003/6119_asakura.pdf

この報告書を読んで見て頂くとわかりますが、父母からの養護が低い、あるいは父母からの過干渉が高いと言った生育環境に問題があること、実際に働きたくない母さんの生育環境と同じことが起こっていることがご理解いただけると思います。

青年期における対人恐怖も、生育環境における養護の低さ、干渉度の高さからもわかるように周りからの評価に対する恐怖心が芽生えることで起こります。

こちらの記事も読んでみてください。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/thesis2/d2/D2003295.pdf

こちらを読んで頂ければ、良くわかると思います。

社会不安障害や会食恐怖症は、誰にでも起こりうる。

ここまで読んで頂いた方なら、理解していただけるとわかりますが、社会不安障害や会食恐怖症は誰にでも起こりうる精神的なつらさであり、精神障害であります。

生育環境や青年期の生きづらさはもちろん、それを理解して頂ける環境ではない場合、より沢山の軋轢が生じることがあります。

そこの根底の理解がきちんとされている事が、社会不安障害や会食恐怖症を改善する上で必要になります。周りの理解は、もちろんのことですが、本人が自身としっかり向き合う事が、障害を受け入れる事になり、改善につながると感じます。