ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

医学部、薬学部、歯学部を含む医療系学部に合格が決まった浪人生、現役生へ

おはようございます。

私立、国立ともに、医療系学部の合格発表が少しずつですが、出てきているみたいです。

ただ、私自身が本当に思っている事、そして、非医療職のご家庭の親御さんにも、知って頂きたい事実がありますので、記事を読んで頂き、合格した事で舞い上がる事なく、真面目に勉強を続ける事を理解してほしいです。

医学部、薬学部、歯学部を卒業=国家試験受験資格を取得するのみ。

まず、医学部、薬学部、歯学部を含めた医療系学部は卒業する事で、それぞれの国家試験受験資格を取得することになります。

まず、この受験資格を取得しないと、それぞれの国家試験に受けることができません。

それに、大学のカリキュラムに対応し、留年の怖さを身に沁みながら勉強をしなければなりません。ストレートで進級し、卒業できる人は、ごくわずかです。そこの意識がある事が大事です。

医学部、歯学部、薬学部は、卒業延期、卒業留年をする。

ストレートで進級していても、卒業試験に受からなければ、国家試験受験資格は取得できず、卒業もできません。ここで、国家試験受験者を振り分けている事をしています。もちろん、進級する上でも、振り分けていきますが、ある意味卒業試験が最大の振り分けてになっていると感じますね。国家試験に受かる事が大事だと言うよりも、ストレートに進級したとしても、卒業できなければ、だめなんですよね。

それぞれの大学の国家試験合格率をきちんと認識してください。

皆さんの中には、大学に通っていれば、カリキュラムをこなしていれば、医師、薬剤師、歯科医師になれると思っている方がいると思いますが、全く違います。

実際に大学事の国家試験合格率を掲載されています。こちらです。医師国家試験です。

駿台予備校さんが出されているみたいです。

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こちらは、薬剤師国家試験合格率です。

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こちらが歯科医師国家試験合格率です。

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歯科医師、薬剤師国家試験ともに、厚生労働省の発表です。

こういう高い合格率の裏には、卒業試験による篩い分け、進級における篩い分けが行われていること、そこに意識を向けて、勉強ができなければ、卒業はおろか、国家試験にすら手をだせません。これは、大学受験の予備校では、知らされません。大学側もオープンキャンパスでは言わないです。学生に聞いてみた方が本音がかえってくると思います。

そういう意味で、どれだけ大変か、わかった上で、受験し入学される事が大切だと思います。

大学合格で舞い上がるのは、まだ甘い。

大学入学後に始まる学生生活に胸を躍らせているかもしれませんが、まだまだ甘いです。医療系学部は、学年が上がるごとに、自身を理解し、腹を括らないとやっていけない可能性があります。大学入学後に、きちんとカリキュラムに対応し、進級していけるように、基礎の徹底は、しっかりしてください。そして、履修していない科目の勉強もしてください。私の弟みたいに、化学、物理で入って、生物の勉強をせずに、免疫学の科目を落とすという場合も、ありますので、そういう部分がないように、して頂きたいと思います。

追記

卒業試験に落ち、卒業延期、卒業留年をした方は、決して責められる話ではないです。しかし、精一杯頑張って卒業延期、留年した人ばかりではないのが、現状ではないかと思います。資格や学歴が全てではないとはいいますが、それ相応の覚悟がある事が、医療職には求められているように思います。そういう意識を持ち、医療系学部に合格した以上は、大学に入学し、進級して、卒業、国家試験に受験、合格を目指してほしいと思います。