ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

私が思う地域医療の限界

こんばんは。

今回、びるこさんの記事を読み、今本当に地域医療の限界が見えてきていると感じています。

誰だってモンスターになるかもしれない - びるこブログ

こちらを見て頂きたいのですが、このような痛ましい事件が起こる要因そして、もうすでに地域医療だけで対応することに、限界がきていることの表れでもあるなと感じました。

なぜ、思うのかを書いてみたいと思います。

医師を含む医療職だけで、現場を抱え込むことで、様々な問題がおこる。

私たち医療職は、患者の心に寄り添うことが、できるように努めているものの、本当に一人一人に丁寧に対応しているのか?と聞かれたら、首を捻らざるを得ない方が多いと思います。

これは、医療職だけでなんとかできる話ではないけど、なんとかしようとする医療職が、多いがゆえであると思います。

在宅医療も、医療職や介護・福祉や行政が上部では連携しているように見えて、実は上手くいってない場合もあるのではないかと感じています。

患者、家族が現場に放ったらかしにされている…そう思っている人もいるはず。

実際に、私の父が経験した話ですが、やはり、現場で唯一、患者やその家族が、病院から早く退院してくれ、在宅医療に切り替える方法も、何も知らされず、追い出されたという方の、面談をしたことがあり、大変憤りを感じた事があったそうです。

病院は、やはり、経営手腕が問われるため、より早い病床回転率に気が向いており、本当に必要な支援を求めている患者を放ったらかしにしてしまっている。

こんな病院から退院する患者さん、その家族の気持ちを思うと、辛いものです。

本当に、医療と介護・福祉、行政の三つ巴の連携を図る必要が、全国的に必要。

今回の事件を踏まえて、医師や薬剤師といったいろんな方が考えている事をブログを通して知り、それぞれの考えに共感することや、それは違うんじゃないかと感じることがあります。

確かに、このような事件が起きるのは悲しいことですが、医療職側がどれだけ丁寧に接したとしても、患者やその家族と、心が通っていない、信頼関係が上手くできていなければ、また同じような事件を繰り返す事になると思います。

やはり、行政も今回のような事件を踏まえて、意識を改革し、医療、福祉・介護との三つ巴の連携を、当事者意識を持ち、患者やその家族が、社会から疎外されていると、思わなくても済むようなケアをしていく必要があると認識して、医療職や介護職などと一緒に頑張ろうという認識を持っていけるように、していく必要性を痛感しました。