ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

私の地元の医療状況について

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こんばんは。今日いきなり書かせて頂きましたが、今の私の地元の医療状況について書かせて頂きます。

上のグラフは、今の兵庫県新温泉町の医療介護需要についてを表していますが、全国平均に比べて、完全に需要が低下していく事が、目に見えています。

では、他の部分ではどうなのかを考えてみたいと思っています。

在宅支援施設は、存在しません。

兵庫県新温泉には、在宅支援施設は、存在しません。こちらを見て頂きたいです。

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こちらを見て頂きたいのですが、在宅医療支援施設として、在宅医療支援診療所も在宅医療支援医療機関も、新温泉町には存在しないという状況です。多くの場合、介護保険による行政の支援にかなり頼っている事と、公立病院が在宅医療支援医療機関として働くしかないという状況であります。全国平均に比べ、かなりお粗末な環境の中、地域包括ケアシステムに準じて行こうと言っているんで、かなり失笑しましたし、今も笑えないです。

田舎だからじゃない?それだけではない…。

田舎だからではなく、それだけではない実情があります。こちらを見てください。

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一般病床が少なく、逆に療養型病床がより多くなっています。ようは、在宅医療支援診療所の存在がなく、普通の公立病院が、在宅医療にまで、手を出していかないといけない状況です。在宅医療に対する対策は、私の地元では全くされていない、衝撃的な話です。

社会的入院が、問題になっていましたが、療養型病床の増加は、在宅医療への対策がほとんどされていない地元に置いて、最後の砦になっていると理解できます。

地元の実情を受けて…

私は、地元に住んでいながら、今現在の地元の実情をきちんと把握していなかった事と、昔と全く変わらない医療現場に対して、絶望感以外ありませんでした。介護保険の審査会の時に、役人が発した一言のように、他人事感で、今まで来ている人たちに、当事者意識を浸透させるのは、かなり難しいだろうなとは、容易に想像できました。

今の地元でできる事とは?

正直な話、在宅医療の支援をしている薬局もない、診療所も病院もない。そんな状況である兵庫県新温泉町にどう貢献できるのか?

環境があるわけではないため、在宅医療そのものを推進することは、家族の支援もできないといけないため、できる状況ではありません。

もちろん、介護保険を使った行政サービスを使いながら、在宅医療を支援していく事も、必要だとはいえ、行政や介護、福祉に理解してもらえるようにしていく事こそが、必要なんではないかと感じました。