ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

性教育は、誰のため?

こんばんは。

今回シオリーヌさんの、動画で、「ようこそ、ユースクリニック」というドラマの第一章に対して、この動画が、クソだと言われている方が、YouTuberでおられたので、正直なところかなり、憤慨しているため、記事に書いています。

もちろん、その方の言われる意見も、一理あります。しかし、それはある意味、歪んだ認識のもとで、動画を見たからであり、それは、違うのではないか?と感じています。

これからの日本において、性教育の必要性と、シオリーヌさんが、ただやりたいだけの女ではないという事を、私Rasが、薬剤師という立場から、今回考えている事を、書いていきたいと思います。

私が、経口避妊薬を実際に見て感じたこと。

私は、一度も、男性と交際経験はなく、そしてもちろんですが、そういう段階になることもなく、今に至るわけです。

初めて、薬剤師として、経口避妊薬を見た時、これが、勉強してたものか…と、かなり、驚きました。もちろん、アフターピルと呼ばれる、緊急避妊薬の存在も知っていましたが、写真や、実際に使われた事例を知り、より一層、女性という性に対して、自分も、相手も守っていけないとダメではないか?と感じました。

性教育が、学校で充分行われているとは言えない。

私の場合、覚えているのは、小学校5年の時、初めて生理を迎えた時のことです。

当時、全く知識もなく、何も知らずに、そのままにして学校に登校し、休み時間に、保健室の先生に、呼ばれ、親が持ってきた下着に着替えてナプキンを敷いて…という感じでした。

その後、女子だけが集められ、生理について、説明がありました。その後、私以外にも、生理がきた子たちが、次々と現れ、ちょっとしたパニックになっていました。

そういうレベルでしか話がされていないのが、教育の現場であると言う事が、認識なんです。

適切な教育が全くされずにいるという事に、心なしか恐怖を感じました。

性教育が日本で広まっていかないことの要因。

日本は、世界の性教育の水準からみれば、かなり下であると認識されていると思います。

性教育が学校や、社会に広まっていかない理由は、私は、2つあると考えます。

まず、大人の認識が低いという事。今回のアンチのYouTuberの方がいう、子どもができる事を全否定するとは、私は、思っていません。

どんなに、きちんと避妊したとしても、予想外は、必ずあり得るんです。コンドームが外れた、破れた。それだけではありません。女性の方も、避妊薬を飲み忘れるという事もあります。確実に、避妊できる。完璧な避妊法なんてありません。

もちろん、子どもができる事を、否定すると言われれば、そう見えなくもないかもしれません。しかし、子どもを育てるのは、普通に大変です。しかも、学校に通う段階の学生が、それだけのことをするのは、本当に大変なはずです。生まれてくる子に罪はない。しかし、子を育てる能力がないのに、妊娠してしまうほうが、よっぽど罪だと思います。私は、どれだけ愛し合っている人であったとしても、避妊に協力的でなければ、本当に、自分を大切にしてくれる人ではないと言いきる事ができると思います。

次に、今の学生の早熟に、教育現場が追いついていないということ。

勉強に集中し、適度な交際ができる進学校で有れば、特に問題はないと思います。

しかし、それ以外の学校であったり、高校生でありながら化粧しているなど、学校において、少し澄ました子たちが、多い場合、男女交際の挙句、避妊せずに、妊娠してしまうというリスクがないとは言えないわけです。そういう状況に、学校側、教育現場が追いついていないという事も、要因であると思います。

性教育は、自己をコントロールするための大切な教育。

自分が自分であるために、何ができるのか?自己をコントロールするために、どうしたらいいのか?そういう認識を、理解して生きていく。それこそが、大切なことだと思います。

シオリーヌさんが、していることで、多くの方が、気付きを得て、生きる意味を知り、前向きに日々を過ごして行くことができています。

大切な自分をいかに守るのか?そこに、視点を向けて日々勉強して行くことが必要だと思います。薬剤師も、経口避妊薬を実際に、月経困難症で出されているのを、調剤したり、自分で使っている方もいます。

前向きに、日常を過ごしていきたい。多くの人がその小さな幸せを、守る事ができるために、性教育は、必要不可欠なものだと、私は、断言することができます。