ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

意外と落とし穴!薬とグレープフルーツジュース

こんばんは。

皆さんは、薬の飲み方きちんと理解していますか?よく、患者さんで、薬飲んでいるのに、お酒と飲んでいい?なんて聞いてくる方がいます。絶対しないでください!

今回は、皆さんが意外と落とし穴にはまっているかもしれない、事実を提供したいと思います。

もしかして、いつも決まったジュース飲んでますか?

これは、今皆さんに聞いておきたいんですが、いつも決まったジュース飲んでいますか?

人によっては、いつも〇〇ジュース飲んでいるとか、自身で決めたものを飲まれているかもしれません。

今回書いていく事は、大変残念なお知らせになります。グレープフルーツジュースは、できたら、お薬とは、飲まないでください。

そんなこと、言うなよ!と言われるのは、わかります。すみません。

しかし、薬によっては、代謝が阻害される事で、血中濃度が上がってしまうのです。

グレープフルーツジュースとルパフィンとの関係。

こちらに、ルパフィンとの関連を書いた添付文書の記載があります。

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こちらが抜粋になりますが、いかがでしょう?

薬物代謝酵素であるCYP3A4という酵素の阻害を起こすことがわかっています。そのため、グレープフルーツジュース飲んでいる方は、飲まないで頂きたいのです。他にも、高血圧症治療のカルシウム拮抗剤なんかも、同じ記載がありますので、注意して投薬することが、必要です。

補足にはなりますが、この阻害を起こす要因になるのが、グレープフルーツジュースに含まれるフラノクマリン類であることが、明らかになりました。そのため、それが、含まれない、オレンジジュースや、温州みかんジュースなどのジュースを飲む事が、大事です。

薬を飲んでいる時は、油断大敵。

薬局薬剤師で、受付をしている時、社長や、管理薬剤師の先生、他の薬剤師の先生などが、投薬されているのを見て感じたのですが、患者さんが、薬剤師に対して、酒と薬を飲んでいいか?とか、小児科の薬なら、この薬と混ぜていいかなど、聞いてこられる方がいます。ただ、感じるのが、一緒に飲んで害にならないかは、その薬との飲み合わせによりますし、酒と飲むなんて事は、しないでくださいと言われる薬剤師の先生が多いので、安心してます。毎日忙しいですが、だからこそ、必要な事が、あります。それを知り、自分の糧にしていきたいです。