ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

虫垂炎について

こんばんは。

私の母、大学浪人時代の私の恩師、大学時代の勉強関係で世話になり、今は医師として働いている先生…皆さんこの虫垂炎に苦しんだ経験がありました。

では、虫垂炎ってどういうもので、どうして薬で散らせるのか、どういう事情だと手術になるのか、今回、薬剤師として皆さんのために、していきたいと思います。

虫垂炎ってどこが、炎症起こしたの?

薬剤師国家試験でも、勉強する人体構成学です。診療科は、消化器外科あたりになるのかなと思っていますが。

虫垂ってどこかですが、こちらになります。

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こちらです。画像は、大阪急性期、総合医療センターから引用しました。この大腸の下からでているチョロンとしたやつ。これが、虫垂です。そもそも、虫垂炎がおこるのは、なぜかというと、虫垂の中に、糞石が入り込むことで、細菌感染が起こります。そして、炎症が起きてしまうことで、虫垂炎が起きます。

虫垂炎、薬で散らせるの?

虫垂炎は、虫垂の糞石による細菌感染が原因ですから、抗菌剤で治療ができます。しかし、虫垂炎を抗菌剤で、散らせるのは、私の中では、2回までだと感じています。そもそも、4回も発作を起こすまで、切除しないのは、ある意味かなりリスクがありますよね。私の恩師も、医師として働いている先生もですが、1回目は、散らしたけど、2回目で、切除を希望したほどです。

虫垂炎は、下手すると、腹膜炎を起こす。

特に、かなり重篤な状況の虫垂炎での話しになりますが、虫垂の炎症がかなりであり、パンパンであったものが、破裂したら細菌が、身体の腹膜にいった場合、腹膜炎を起こします。

そうなってしまったら、即開腹手術ですが、かなり重篤な状況であるため、手術しても、助かるのか?という深刻な話しになると思います。

生きるか死ぬかという選択をしたくないなら、早く手術をすることを希望してください。

どういう手術になるのか?

腹腔鏡手術という手術での切除が、最近の主流になっているみたいです。

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こちらが、腹腔鏡手術の様子です。順天堂大学のものです。へそから入れてやっていますね。

こういう術式のおかげで、入院日数が、かなり減っていたということがあります。早い段階で、虫垂炎のオペをするということが、どれだけ大事かを考えるきっかけになると思っています。

薬剤師にできる事?

虫垂炎を抗菌剤飲んで散らせる時には、提案時にいる必要があるかもしれないですが、特に、できる事は、あるように思いません。

ただ、提案できる事として、生活指導はできるかな?と思っています。糞石がもとで、細菌感染が起こるため、便秘にならないことを、注意するか、もしくは、腸内環境の改善に対して、患者さんと向き合うことはできると思います。

いろんなことを書いていきましたが、皆さんの健康が、長く続くように、願っています。