ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

抗精神薬のこと。

こんばんは。

いろんな意味で、病んでいましたが、私にとってできる事は、やっぱり勉強して知識を身につけるしかないと思います。

よく薬局に施設の患者さんが、来られるんですが、その中で、心療内科にかかられている方がおられます。

今から書いていくクエチアピンは、統合失調症治療薬として使われています。

では、どういう使われ方になるのか?見ていきましょう。

マルタ(MRTA)とは?

クエチアピンや、オランザピンなどは、抗精神薬の中でも、マルタと呼ばれています。

マルタは、たくさんの受容体に作用することで、適切な治療に結びつくことになります。

主に、ドパミンD受容体や、セロトニン5HT2受容体があげられますが、その他の多様な受容体に拮抗作用を示します。

かなり最新型の治療薬であるので、患者さんからも、医師からも、評判が良いのか、継続で、出される事もあるようです。

薬の構造について。

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こちらが、その構造です。受容体との関わり方がどうなるのか、わかりかねますが、この構造で、治療ができると考えれば、なるほどですね。

高血糖を起こすことがある。

発現機序は不明ですが、著しい高血糖から昏睡状態に起こすことがあります。そのため、糖尿病の既往や、実際に、発症している場合は、この薬を控える必要があります。

薬物治療中に、逆に高血糖を起こすことになるため、皮肉なことですよね。

薬物治療において注意。

抗精神薬の注意で、服薬指導されている薬剤師の先生なら理解しているかもしれませんが、いきなりやめることがないように、見守る必要があります。

後は、これらの薬は、自殺念慮が起きることが報告されています。うつ病でなくても、薬物治療に伴う脳内の神経物質のバランスが、崩れてしまうことで、リスクが上がりやすくなります。

そうならないように、医療関係者が、患者さんに対してきちんと対応してあげることが必要だと思います。