ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

生活保護指定薬局に働く者として…

おはようございます。

私が今いる職場は、生活保護法指定薬局としても指定を受けている薬局であります。そのため、生活保護関係の処方箋が舞い込んでくることがあります。

私が受付で対応しているのは、そういう処方箋も含めた処方箋の束であります。

とはいえ、かなり沢山の処方箋の山に数点ある生活保護の処方箋ですから埋もれてしまいます。ただ、だからといってそういう認識ではだめですし、より一層きちんとした知識をつける必要があると思います。

生活保護法指定薬局は誰でも申請できる?

実は、指定医療機関や指定薬局は、誰でも取れるわけではなく、実際に、決まっています。

以下岡山県のやり方(たぶん全国一緒)です。

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こちらに記載ある欠格事由にあてはまると、outです。申請しても、指定を受けれないわけです。そして、保険薬局でなければいけないんです。健康保険法が元になり、国民保険法や、生活保護法は、作られています。そのため、一番の健康保険法に定める保険薬局の指定がないと、そもそも無理であるということが言えます。

生活保護法指定薬局の制約について。

実際のところ、処方箋を受け付けた後、私が失敗したんですが、生活保護を受けている方は、自動的に、ジェネリック医薬品の給付になるという事です。普通の保険証を持って来られる新患さんどうように、聞いてしまったので、未だに苦い思い出です。

生活保護法(昭和25年法律第144号)の改正により、平成30年10月1日から、被保護者である患者の方について、医師又は歯科医師が医学的知見に基づいて後発医薬品を使用することができると認められた場合は、原則として、後発医薬品が給付されることになりました(生活保護法第34条第3項)。

こういう規定が新しく改正されて、ついたようです。実際に現場に出てみないとわからないですね。本当に、勉強になりました。

薬局が指定を受けている事で思うこと。

たぶん、他の店舗でも、指定をもらっているだろうと思っています。しかし、実際に薬局が指定を受けているかどうかをきちんと見ている方は少ないと思います。もちろん、処方箋を受け付けている時点、持って来られる時点で、知っているんだろうなという事はわかりますが。

生活保護法の指定薬局に指定される薬局は、私が実習先でお世話になったつばさ薬局もそうだったなぐらいで、あまりないと思います。

生活保護法指定薬局で働いているからこそ、見えてきたこと。

私が一番感じて、見えてきたこととして、生活保護法指定医療機関や指定薬局は、ある種の社会貢献をしているという事です。そもそもの話、こういう申請して指定を受けるだけでも、大変なわけです。保健所の調査も入るでしょう。単純に、保険薬局だけのほうがよいと考える方もいると思うので、それは個人の考えで、良いと思います。しかし、生活保護を受給している人は、医療を受けることが難しい方いますし、そういう方が安心して治療ができる。そういう安心感を届ける役割を担っているのではないかと感じました。

まとめ

医療機関や薬局であっても、生活保護法指定の医療機関や薬局になっているところは、なかなかないと思います。だからこそ、希少価値の高い存在として、より多くの安心を届けてあげれるのではないかと思います。

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