ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

運動と免疫について

こんばんは。

今日は、少し私の記事についたコメントについて記載したいと思います。

過激な運動は免疫力を低下させます。
ですから身体を鍛えているから感染しないとは言えません。実際2018年のピョンチャンオリンピックでは会場の警備員や選手においてノロウイルスの集団感染が発生しています。
そもそもアスリートの身体作りや体調管理に対する努力とオリンピック開催による人の流入接触機会の増加による感染リスクの増加を混ぜて、開催の是非を議論することは論点がずれている気がします。
アスリートが血の滲むような努力と身体作りをしているからオリンピックを開催すべきと言うのはただの感情論であり、論理的ではないと思います。気持ちはわかりますが…

こちらのコメントを見て思ったことがありましたので、実際にどういう論文があるのかを探しました。

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こちらに書いてありますが、免疫力が低下する可能性があるのは、持久性が必要になるマラソントライアスロンという激しい運動に限定されます。これらは、一人で何時間もそれだけをしなければならないため、緊張感が保たれる反面、精神的に常に張っていないといけないため、疲労回復に時間がかかることが、感染しやすくなる理由になると思っています。ただし、それ以外のサッカー、野球、水泳のリレーなどは、チームで、練習するようなものの場合には、感染しやすくなることはないと思います。

それに、実際のデータとしてですが、激しい運動をしていたとしても、免疫力が低下せずに上がることがあるということも、認識しておく必要があります。

ただ、私は感情論で記事を書いていません。アスリート並みの運動を私たちがする必要はないですが、感染しない身体作りを推奨することを国を挙げて推奨しないと、本当の意味で、感染が収まることはないと思っています。

激しい運動するだけで、フォロー無しであれば、なおさら感染しやすくなっていきますよ。

フォロー有無が、感染しやすくするしないにも大きく関わってくると思いますね。

今回のコメントを書いて頂いた方に対して、コメントを、返しましたが、あくまでアスリートが批判に晒されてしまう現状がおかしいのだということをはっきり言っておきたいと思って、記事を書きました。

自分も、感染しない身体作りに尽力していきたいと思っています。

追伸

あくまで、感染しない身体作りが前提条件で基本的感染対策や、ワクチンが成り立つと思っています。もちろん、他の医療関係者が大変な思いをされているのは理解しています。しかしながら、感染対策だけしてたらいいという曖昧な言い方をしていても意味はないと思います。

ゆるみを問題視した時と同じですが、根本的な部分に目を向けず、表面上の事ばかりを言っても意味がないと考えます。

コメントをされていた方もそうですが、外食や帰省を我慢することが本当に正しいのでしょうか?確かに、報道でされるような嫌がらせや差別、偏見はあります。しかし、そういう自粛を必要以上にする必要が本当にありますか?

医療関係者だからこその大変さもあると思っていますが、今だからこそ住民に対して、感染しないための身体作りの重要性を解くべきではないかと思っています。私は、表面上の大変さだけに目を向けてしまうのではなく、本質的に何が問題なのかを、理解して記事を書いています。