ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

福岡選手の順天堂大学医学部医学科合格が医学部を舐めていると言えますか?

こんにちわ。

福岡選手が本格的に医師を目指すため、ラグビー界から引退されたということが、テレビでも良く言われていたのは記憶に新しいです。

私は、今日とある動画を見て、この人は何を言っているのか、と思うと同時に、京大医学部であることが偉いと思っているのかな?と失礼ながら感じました。

福岡選手だって、人の倍以上、時間がない中で必死になり、掴んだ合格のはずです。

確かに、化学の教科書レベルもわかっていなかったのは事実でしょう。

しかし、それをどうだと言うのは、違うと思います。私も、化学はダメダメでした。でも、最終的には、平均以上の点が出ました。

そういう知識の抜け漏れをひと並外れの努力で身につけた結果勝ち得たものではないかと思います。

特に、医学部は偏差値が高く、入学してもついていけなくなる可能性もあります。しかし、大学受験においての面接では、すり抜けてしまう人間性が偏っている方たちもいます。頭が良かったから、成績が良かったから、医学部に入学した…。そういう学生もいるんですよね。

これは、他の医療系学部にもいます。医学部だけの話ではないです。しかし、本当に入りたい人が入れないようでは、何のために入学試験があるのでしょうか?

話を戻りますが、私は、京大医学部の方の言われることに、大変違和感を感じています。

私も、薬学部の前に、お恥ずかしいながら、医学部を受けていました。人を対象にする医療の現場に入るために医学部や薬学部などを受験している方なら、どれだけ大変な思いをしてきたかわかると思います。

私の大学時代に個別に勉強を教えて頂いた方がいます。今は香川県で、医師で働かれているのですが、その方は、京都大学を卒業して、いろいろあって岡山大学薬学部に入学し、何年後かに、中退して香川大学医学部に入り直した方です。もちろん、この方は、理系科目の勉強をしていたとはいえ、毎日大変な生活をされていました。福岡選手とは異なるかもしれませんが、働きながらの受験は、とてつもなくしんどかったと思います。それでも、医師になったんです。忙しい境遇で、結果を出すことができた例として考えることができると思います。 

正直、医学部を含む医療系学部に行くのが偉いわけでもなんでもないんです。人の医学部受験を含む医療系学部の受験成功に至るまでたくさんのストーリーがあります。そのストーリーを理解せずに、人を馬鹿にした上から目線な発言をすべきではないと思います。

そのストーリーは、人それぞれ違います。それを頭に入れたアドバイスが大切になると思います。