ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

自殺者の多さに隠された事実

おはようございます。

毎日天気の移り変わりもあって慣れるのも、一苦労ではないかと思います。身体の不調にも、つながるため、特に注意が必要だと思います。

体調の変化には、皆さんしっかりと敏感になってくれていると思います。気になる症状がある場合は、我慢しないで受診して下さい。

今日は、私が今皆さんに本当に考えて欲しい事を書いていきたいと思います。

自殺者推移を見て感じること

はい、さて話を変えますが、皆さんは、今の自殺者の数、何名だと思いますか?

先行き不透明なコロナ禍ですが、それ以前から問題視されていたと思います。

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こちらを見てください。2014年までの自殺者数の変遷をまとめた資料になります。

(厚生労働省作成)

この資料を見てわかるのは、かなり高い水準で総数の推移があるという事、そして男性が女性より多い推移をしているという事です。

今は女性の自殺者が増えているという状況ですから、このグラフの推移には当てはまらないかもしれません。

https://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/fuji-kazuhiko/188.html

にも書いてあります、参考に読んで見てはどうでしょうか?

自殺者に追い討ちをかける誹謗中傷の存在

前の記事で書いたように、自殺者に対する心ない一言を言われる方が本当に多いなと思っています。特に、心の風邪と言われるうつ病であっりいじめを苦にして、自殺された方に対しての誹謗中傷があるという事に私は、違和感以外ありません。特に問題になった木村花さんの自殺の後に、SNSにより中傷した方に対して裁判があったと思います。自殺する方の心の苦しみを考慮せずに、死ななかったら良かったのに?とか、周りに助けを呼べないの?と自殺者の心が弱いからだと言うような言葉も、実際にありました。私は、理解できません。自殺者の心を本当に理解していないのだなと感じました。

私も今生きているのは、奇跡です

今の私を見たら、自殺を考えいたなんて絶対に思わないと思います。が、私にも、真剣に自殺を考えていた時代があったんです。

29歳で、今年30が来る身ですが、この歳まで、生きて薬剤師になれたのは、本当に良かったと思います。ただ、私も家庭環境がまぁ良かっただけで、私のできが悪かったのもあり、いつも両親の喧嘩があったりなかったりを繰り返していました。小学校の時に、いじめを受けました。それこそ、体育館の更衣室に閉じ込められたり、トイレを覗き見されたり、後は、家の電話に不審な着信があり、とってみると、向こうから嘲り笑う声が聞こえてきたり…。私は、親に学校にいくように言われるまま、登校していました。我慢の限界が来て、ある時に事件を起こしました。私は、親の英断で、しばらくは欠席することになりました。今まで、皆勤、精勤できた私は、なんども学校に足を運ぼうとしましたが、親は休むようにと説得される日々でした。そう言う期間があったからこそ、今生きていられるんではないかと感じています。

自殺者を減らしていきたい…必要なのは、気づきを得ることから

よく言われる共感力ですが、自殺者を減らすためには、まず気づきを得ることにもつながると思っています。心の疲れは誰にでもありうるんですが、それに気がつかない方がおられるんですね。それは仕方ない事です。しかし、その疲れを気づく事なく、生活している方や、生活がかかっているから働かなくてはいけないなど、自分で無意識に追い詰めてしまった事もあると思っています。薬剤師がゲートキーパーになりましょうと言われた時、本当に個々で、異なる状況の方を本当に助けられるのか?という不安を覚えました。言うのは簡単です。命を守るために、どういう対応をしてあげれるかを、真剣に考えておられる方に、私は言いたい。まず、苦しみを抱えていたり、絶望感でいっぱいの、方の存在に気づくという事が大事だと思います。そこから、見えてくる解決策が見つかると思います。

まとめ

心を傷つけながら、生きている方がいるという事や、その傷を隠すために、見えないように閉まって自殺をしてしまう方もいると思います。苦しいとさえ、声をあげられない方もいると思います。そう言う方にこそ、薬局に来て欲しいです。話しを聞いてそこから、医療機関につなげる事ができます。処方箋がないから入ってはいけないと言う先入観を捨ててください。これからの薬局は、処方箋を持ち込む、持ち込まなくても、誰でも気軽に入れるそんなところになってきています。どうか、無理をせずに、心に溜めてしまった思いを出してください。薬剤師が聞いて、受診勧奨などをしますから。

補足

前によく読ませて頂いているブログに入れたコメントに親の覚悟をもたせることの必要性を書かせて頂きました。お子さんがどういう状況にいるのか、生きづらさを感じていないか?発達障害に限った話しではなく、いじめにおいても言えることがあります。いじめを苦に自殺する子の親は、世間体を気にし過ぎている事や、子供を守ることすらも難しい親もいます。そういう時にお子さんの命を守るための行動を医療者は何が出来るでしょうか?

その時こそ、強制受診を勧告するしかないと思います。他人の領域に土足で入るような真似になる可能性はあります。しかし、そこまでしないと守れない命もあると思います。そういう姿勢も含めてこれからよく考えて欲しいです。