ある薬剤師のひとり言

薬剤師として思ったことを、書いていきたいです。

ヒューマンエラーを起こさないために

おはようございます。

薬剤師が、ワクチンの廃棄をしてしまったことが、取り沙汰されていましたが、それが、そのまま、対物業務がずさんかといえば違うと思います。

そもそもですが、対物業務から対人業務へと言われる所以になったのは、調剤室から薬剤師を出して、顔の見える環境にして行こうというという試みの中でできたことです。

対物業務がおぼつかないのに、対人業務なんかをさせるのはどうか?

という、ミスを起こした者への、排他的な言葉が目に余るなと感じました。

薬剤師も人ですから、失敗することがあります。失敗を責めることは、意味がないです。

なぜ起きたかを検証して、再発防止につとめればよいのです。

そもそもですが、感染収束に向けてワクチンありきになっていることも、私は違和感を感じています。自分たちが、きちんとした感染しない身体作りをしてこなかったつけが、来ているのに、それを誤って廃棄した薬剤師に向けるのは全くのおもん違いであると感じます。

薬剤師国家試験でも、ヒューマンエラーを起こしても、その後の検証や、再発防止に向けてどうすべきかを考えていくべきだと、問われているみたいですし、その通りだと思います。

薬剤師がこんなミスするなんて、許されないとか、対物業務こんな程度なら、対人業務は、させないのがいい。

こういう考えをされている方がまだまだいるんだなと思います。そういう事を言われている薬剤師さんに私は言いたい。

「自分が、同じ立場になった時に、今言われている言葉と同じことを言われたらどうですか」

絶対に今貴方たちが言われていること、言えないですよ。

なぜ、ヒューマンエラーが起こるのか、そこを認識した話し合いこそが、本来あるべき医療安全を考える上での話し合いではないかと思います。