今日は、薬剤師の方にこそ見てほしいと感じます。こういう考え方を、多くの薬局の経営者には知ってほしいです。
今日行った面接の薬局の社長の考え方に、私は、感銘を受けました。
「患者さんが、給与を払ってくださっている。
僕は、給与を立て替えてみんなに支払って
いるだけなんだよ。」
「社長の僕の顔色みなくていいから、患者さん
のために、働いて欲しい。」
いかがでしょうか。こういう考え方が、できる薬局の経営者が、どれだけいるでしょうか?
社長の立場を、いいように、使って、横暴な態度を取るところが多いのが、現実だと思いますし、実際に、そういう薬局に行くことで、退職に追い込まれた方もいます。
それに、社長にしては珍しく、かなり、なんでも聞いてくれる薬剤師さんだなという印象を受けました。就業前に、きちんと誤解を解くことで、退職しなくてもいいように、対応してくれることに、私は、ありがたさを感じました。
後、薬剤師として、しっかり考えておられるなという印象をうけました。
昔、病院薬剤師でおられた時に、医局長さんからのかなりの叱責を受けられたそうです。
しかし、薬剤師の役割を、しっかり認識していたからこその叱責だったと今なら思いますと、言われているのが、印象的でした。
医師に、しっかり使用法などを指導する役割があるんだという事、それこそを、医師で、理解されている方は、なかなか少ないと思います。
そんな中でも、きちんと薬剤師に対して、厳しいと思われる一言を言い、気づきを与えてくれた医師の方に対して、私は、拍手を送りたいと思います。
薬剤師だからとか、医師だからではなく、相互理解を得る努力は、必要だと思います。
チーム医療をしていくんだったら、なおの事、医師は医師、薬剤師は薬剤師という感えを捨てた、また新しいコミュニティを作る事が必要だと思います。